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お知らせ 2023.04.21

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名古屋空襲慰霊の日 市長の考えを聞こう 来月6日 東邦高生ら市民集会

 河村たかし市長が3月に太平洋戦争中の名古屋空襲の犠牲者を慰霊する日の制定を表明したことを受け、東邦高校生徒会などが5月6日午後1時から、千種区若水1の市立大医学部付属東部医療センター多目的ホールで、河村市長の考えを聞く市民集会を開く。参加無料。

 東邦高生徒会は、1944年12月13日、三菱重工業の関連工場への空襲で、同校から動員された生徒ら20人が犠牲になったことから、市議会に「慰霊の日」の制定の請願活動をしてきた。

 河村市長は3月8日、市議会2月定例会で慰霊の日について、45年に名古屋城天守閣が焼失した日の「5月14日」を軸に調整することを表明。集会では生徒らの意見を聞き、今後の取り組みについて説明する。来場の一般市民が発言する機会もある。

 名古屋空襲は42~45年の間、63回にわたり計約8000人が犠牲になり、慰霊の日の候補日は複数ある。市は市民の意見を聞くなどして、制定する方針。

 実行委員会のメンバーで、元中日新聞記者の岩崎建弥さんは「市民の皆さんから多様な意見を聞きたい」と話している。(問)岩崎さん=090(4116)7170(菊谷隆文)

(2023年4月21日 中日新聞朝刊市民版より)

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