県私立学校審議会が２３日、県議会議事堂であり、南山国際中・高の廃止や小学校の設置など計２０件の計画を申請通り認可した。ほかに愛産大工業高の全日制普通科の設置など６件について、計画通り進めることを認めた。

　設置が認可されたのは、民間企業が現在運営している瀬戸市の「瀬戸ＳＯＬＡＮ小学校」で、運営主体が学校法人化することに伴う認可。新たな学校法人「ＳＯＬＡＮ学園」の設立も認可された。

　廃止となるのは１４件。帰国した生徒や外国人生徒を対象にした南山国際中・高のほか、名古屋市医師会看護専門学校、国際製菓技術専門学校も廃止される。

　設置計画を進めることが認められたのは、今年１０月開校予定の各種学校の「（仮称）ＪＰエデュケーション」（名古屋市中村区）、来年４月の開校を予定する専修学校の「（仮称）昌明福祉専門学校」（同市港区）。

（2023年3月29日　中日新聞朝刊県内版より）