お知らせ 2023.03.16
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将来の資産 増やすには? 三重高 金融プロがゲーム形式の授業
松阪市久保町の三重高校で9日、金融のプロを招いた出前授業があった。2022年度に始まった高校の新学習指導要領で、家庭科の金融教育の内容が拡充されたことを受けて実施。2年生27人が資産運用のシミュレーションゲームを楽しみながら、投資や家計管理について学んだ。
名古屋市中区の金融企業「きわみアセットマネジメント」コンサルティング部長の石原玄紀さんと、中京大の鈴木崇児教授(都市、交通経済学)が講師として参加。石原さんが預金と株式、債券の違いなどを説明した後、生徒たちは同社や鈴木教授らが開発した資産形成ゲームを体験した。
ゲームはタブレット端末で専用のアプリを操作し、25~65歳の人生を体験する仕組み。給料を預金や株式投資に振り分け、多くの資産をつくることを目指す。ゲーム中には実際の人生のように昇進や結婚、不況なども起こる。
生徒たちは6グループに分かれゲームを体験。「事故や病気があるから保険は必要」「貯金よりも債券の方が良い」と話しながら進めた。石原さんは「自分の可処分所得を把握し、貯蓄する金額を先に決めることが大切」と呼び掛けた。
授業に参加した生徒(17)は「預金だけでは資産が増えにくかった。株式を長期で持つことが大切と分かった」と学びを振り返っていた。(奥村友基)
(2023年3月16日 中日新聞朝刊三重総合版より)
名古屋市中区の金融企業「きわみアセットマネジメント」コンサルティング部長の石原玄紀さんと、中京大の鈴木崇児教授(都市、交通経済学)が講師として参加。石原さんが預金と株式、債券の違いなどを説明した後、生徒たちは同社や鈴木教授らが開発した資産形成ゲームを体験した。
ゲームはタブレット端末で専用のアプリを操作し、25~65歳の人生を体験する仕組み。給料を預金や株式投資に振り分け、多くの資産をつくることを目指す。ゲーム中には実際の人生のように昇進や結婚、不況なども起こる。
生徒たちは6グループに分かれゲームを体験。「事故や病気があるから保険は必要」「貯金よりも債券の方が良い」と話しながら進めた。石原さんは「自分の可処分所得を把握し、貯蓄する金額を先に決めることが大切」と呼び掛けた。
授業に参加した生徒(17)は「預金だけでは資産が増えにくかった。株式を長期で持つことが大切と分かった」と学びを振り返っていた。(奥村友基)
(2023年3月16日 中日新聞朝刊三重総合版より)