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中高レスリング選手を日本代表コーチが指導 県協会 名古屋工高で強化練習会
県レスリング協会の強化練習会が18日、昭和区の名古屋工業高校体育館で開かれた。県内の中学生や高校生50人が参加し、ナショナルコーチを務める常滑市出身の前田翔吾さん(35)から指導を受けた。
前田さんは2021年の東京五輪で、男子フリースタイル65キロ級で金メダルに輝いた乙黒拓斗選手のセコンドを務めた。
将来有望な県内の選手に対し、タックルに入った時の体の使い方を熱心に教えた。選手のレベルに応じて丁寧にてほどきし「自分に不利な姿勢やポジションにならないよう慌てず落ち着いて対応しよう」と力を込めた。練習時の心構えとして道場の中央付近で取り組むよう指導。「指導者にしっかり見てもらえるように強くなりたい人は自然と中央に集まる。自信を持ってやってほしい」と伝えた。
県レスリング協会では、男子選手の強化を進めている。3月の全国高校選抜大会の団体戦には東海ブロック代表として12年ぶりに県内の2校が出場権を得て、名古屋工業高と星城高が出場。名古屋工業高レスリング部主将の2年の生徒(17)は「実践的なことを教えてもらいありがたい。愛知代表として少しでもいい結果を残せるよう頑張りたい」と意気込んだ。
(森本尚平)
(2023年2月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)
前田さんは2021年の東京五輪で、男子フリースタイル65キロ級で金メダルに輝いた乙黒拓斗選手のセコンドを務めた。
将来有望な県内の選手に対し、タックルに入った時の体の使い方を熱心に教えた。選手のレベルに応じて丁寧にてほどきし「自分に不利な姿勢やポジションにならないよう慌てず落ち着いて対応しよう」と力を込めた。練習時の心構えとして道場の中央付近で取り組むよう指導。「指導者にしっかり見てもらえるように強くなりたい人は自然と中央に集まる。自信を持ってやってほしい」と伝えた。
県レスリング協会では、男子選手の強化を進めている。3月の全国高校選抜大会の団体戦には東海ブロック代表として12年ぶりに県内の2校が出場権を得て、名古屋工業高と星城高が出場。名古屋工業高レスリング部主将の2年の生徒(17)は「実践的なことを教えてもらいありがたい。愛知代表として少しでもいい結果を残せるよう頑張りたい」と意気込んだ。
(森本尚平)
(2023年2月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)