２０１９年に甲子園出場を果たした小牧市の誉高校野球部が教える野球教室が１９日、犬山市蓮池の同校グラウンドであり、小学生が楽しみながら基礎を学んだ。

　ともに少年野球チームの「高蔵寺ユナイテッドＢＣ」（春日井市）と「木津ブライト」（犬山市）の計４０人が参加し、野球部員４２人が講師を務めた。雨天のため屋内練習場で指導し、棒の上に置いた球を打つティー打撃では、一人一人のフォームを見ながら「もっと足を回して下半身で力を伝えて」などと助言していた。

　的をめがけて球を投げるストラックアウトもあり、高蔵寺ユナイテッドの主将の児童（１１）は「うまくできたらハイタッチして盛り上げてくれた」と話していた。

　野球部の矢幡真也監督（５０）が「子どもたちに野球の楽しさを伝え、部員には初心を思い出してもらいたい」と初めて企画。今後、定期的に開催したいという。（水谷元海）

（2023年2月20日　中日新聞朝刊近郊版より）

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