東京五輪ソフトボールで、日本の金メダル獲得に貢献した後藤希友（みう）投手（２１）による教室「ピッチングクリニック」が５日、春日井市松本町の中部大春日丘高校であり、中高生が投球技術を学んだ。

　同市と名古屋市の中学校、高校のソフトボール部員約３０人が参加。後藤投手は、キャッチボールをする参加者を見て回りながら、アドバイスを送った。「家でできるコントロールをよくするトレーニングは」と問われると、「フォームをいかに同じにするかが大切。タオルを使ったシャドーピッチングをしてみては」などと答えていた。

　後藤投手は投球も披露し、見守った中高生は迫力あるボールに驚いたような顔を見せていた。

　同校ソフトボール部キャプテン（１６）は「投げるときに肘が内に入ることが多かったが、なめらかに投げる方法を学んだ。速い球を投げてチームのために活躍したい」と話した。（磯嶋康平）

（2023年2月6日　中日新聞朝刊近郊版より）

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