スポーツ 2023.01.22
- この記事の関連校
- 愛知高等学校
渥美半島駅伝 高校男子愛知高A優勝

高校男子の部で優勝した愛知高Aの選手たち=豊橋市の万場庭球場で
男女64チームの315人が出場。ゴールはいずれも豊橋市の万場庭球場クラブハウス前で、一般、高校男子は田原市の渥美運動公園をスタートとする5区間34.8キロ、女子は同市の赤羽根市民センター西からの同20.4キロで競った。 (加藤壮一郎、鍵谷朱里)
■沿道の応援が力に
高校男子の部で優勝した愛知高Aは2位の藤枝明誠高(静岡県)に1分近い差をつけた。2位からトップに押し上げた2区の加藤草太郎選手(2年)は「先輩に優勝してほしいと思い、苦しい場面も乗り切れた」と振り返る。4区の大岩蓮選手(3年)は右足裏のけがを乗り越え、区間賞の快走を見せた。
アンカーの平井翼選手(3年)は「沿道の応援が力になった。駅伝でゴールテープを切るのは今回が初めて」と喜びを語り、竹内洸貴監督(29)は「勢いこのまま、今後の大会も勝ち抜きたい」と話した。
■女子の部県勢1位 愛知高A 柴田、入山両選手が快走
女子の部は愛知高A(名古屋市)が県内1位となる4位に入った。「スタートは良くなかった」と振り返る1区の柴田桃花選手(2年)は、残り300メートルで寒風を切り裂くようなスパートを見せ、トップに躍り出た。「良い走りができた」と笑顔を見せた。
主将の入山ひなの選手(3年)も3区で区間2位の快走を見せた。「少しでも1位のチームとの差を縮めたかったので良かった」。引退となる最後の大会まで残り1カ月を切っており、「大好きで、頼もしい後輩たちと頑張りたい」と意気込んだ。
◇上位の成績
▽一般男子
(1)コン&ケースケと愉快な仲間達(松石、新田、磯尾、石坂、近藤)
(2)Infinity Athlete&Running Club
(3)トヨタスポーツマンクラブA
(4)名古屋大学田尻ベアーズ
(5)さかな~チンアナゴ~!!
▽高校男子
(1)愛知高A(野川、加藤、橋本、大岩、平井)
(2)藤枝明誠高A
(3)高田高A
(4)愛知高B
(5)豊田大谷高C
▽女子
(1)京都外大西高A(山下、川上、中西、上村、栗本)
(2)中京学院大A
(3)京都外大西高B
(4)愛知高A
(5)岡崎城西高
【区間賞一般男子】
▽1区 平岩篤弥(TEAM KAKERU)
▽2区 四辻剛(トヨタスポーツマンクラブA)
▽3区 磯尾友規(コン&ケースケと愉快な仲間達)
▽4区 緒方航(Infinity Athlete&Running Club)
▽5区 近藤啓太(コン&ケースケと愉快な仲間達)
【同高校男子】
▽1区 村松翼(藤枝明誠高A)
▽2区 林侑汰(高田高A)
▽3区 近藤大智(中部大第一高)
▽4区 大岩蓮(愛知高A)
▽5区 福田大馳(名古屋経済大高蔵高B)
【同女子】
▽1区 柴田桃花(愛知高A)
▽2区 中村柚音(中京学院大A)
▽3区 丹戸瑠梨(同)
▽4区 上村琴(京都外大西高A)
▽5区 栗本月碧(同)
(2023年1月22日 中日新聞朝刊愛知総合版より)