奉仕活動に取り組む「大成中学・高等学校インターアクトクラブ」の加盟認証状伝達式が６日、一宮市栄４の一宮商工会議所であった。

　インターアクトクラブは社会貢献の精神を養う目的で、１２～１８歳を対象に各地のロータリークラブ（ＲＣ）が設立を支援している。

　同クラブは一宮ＲＣ、尾西ＲＣ、一宮北ＲＣ、一宮中央ＲＣが提唱し、新設。設立に向け昨年５月から老人ホームのイベントの手伝いや、大江川のごみ拾いなどの活動を続けてきた。今後は国連が提唱する持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）を基に、自分たちで話し合って活動内容を決める。

　式典で、クラブの会長を務める高校２年の女子生徒（１７）は「地域の特徴を生かした住みやすい街づくりを考えることがいかに大切か学んだ。私たちの役割を少しでも多く果たし、次の世代にもつなげたい」と意気込みを語った。（岩井里恵）

（2020年2月8日　中日新聞朝刊尾張総合版より）