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お知らせ 2019.11.12

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南山女子 かるた世界一 大津で第2回大会 初代王者を破る

初優勝し、大津市の越直美市長(右)から表彰される「南山女子」の選手たち=滋賀県大津市の近江神宮で

初優勝し、大津市の越直美市長(右)から表彰される「南山女子」の選手たち=滋賀県大津市の近江神宮で

 「かるたの聖地」として知られる滋賀県大津市の近江神宮で10日、フランスや中国など10カ国・地域のチームが参加する競技かるたの世界大会が開かれ、決勝で名古屋市の南山中学校女子部の競技かるた部員でつくる日本チーム「南山女子」が、初代王者の仏代表「かるたフランス」を破り、初優勝した。(土井紫)

 2回目の今年はイギリス、インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、ドイツ、ハンガリー、フランスから選手が集まった。1チーム3人で競技。南山女子は、9月1日に行った小中学生の大会で優勝し、日本代表2チームのうちの1つになった。本番の世界大会では、成人らでつくる海外のチームを含め、計10チームが競い合った。

 決勝で南山女子は、初代王者のかるたフランスと各選手が競り合い、3-0で破った。主将の女子生徒(15)は「日本の文化の中で、全身全霊で戦えたことはすごく楽しくて、そこで勝ててうれしい」と満面の笑みを見せた。フランスから来日して戦ったマヤール・カンタンさん(25)も「決勝の結果はちょっと悔しいけど、準優勝できてうれしい。スピードを上げ、来年は優勝を目指す」と笑顔だった。

(2019年11月12日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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