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お知らせ 2019.09.18

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人形繰り 息を合わせて 志摩で安乗文楽 中学生ら上演

滑らかに人形を操る黒子姿の人形遣いら=志摩市阿児町安乗の安乗神社で

滑らかに人形を操る黒子姿の人形遣いら=志摩市阿児町安乗の安乗神社で

 国の重要無形民俗文化財「安乗(あのり)の人形芝居」(安乗文楽)が15、16の両日、志摩市阿児町安乗の安乗神社であった。

 1592年の文禄の役で功績を挙げた志摩の戦国武将、九鬼嘉隆がお礼参りに八幡宮(現・安乗神社)を訪れた際、上演を許したのが始まりと伝わる。1926年に中断したが、50年に復活した。3人1組で頭と右手、左手、足を分担して操る。

 2日間で安乗人形芝居保存会が「絵本太功記 尼ケ崎の段」「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」など6演目、東海中学校郷土芸能クラブが「鎌倉三代記 三浦之助母別れの段」を披露。息の合った動きに盛大な拍手が起きた。(西山和宏)

(2019年9月18日 中日新聞朝刊三重総合版より)

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