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イベント 2025.11.28

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愛荘町制20周年イベント 愛知中1年生も出展 盛況

クレープを販売する愛知中の生徒(左)=愛荘町安孫子のラポール秦荘で

クレープを販売する愛知中の生徒(左)=愛荘町安孫子のラポール秦荘で

 愛荘町の町制施行20周年を記念したイベント「エコ・フードフェスタあいしょう」が23日、同町安孫子のラポール秦荘はつらつドームであった。愛知中学校1年生の生徒が考案した商品の実践販売もあり、多くの人でにぎわった。

 愛知中の販売は起業体験の一環。たこ焼きやクレープ、キーホルダーなど生徒たちによる26ブースが並んだ。ほとんどのブースが午前中に売り切れる盛況ぶりで、ギョーザの皮を使ったピザを販売した生徒(13)は「たくさんの人に買ってもらえてうれしい」と笑顔だった。

 町内の小学生が町をよくする施策として有村国知町長らに提案した「サーモン水族館」に関連したブースも。移動水族館として軽トラックにワタカ、ニゴロブナ、ビワヒガイなど淡水魚を中心に14種の生き物が並んだ。ニジマスすくいもあり、子どもたちが真剣な面持ちで、網を使ってニジマスを捕まえていた。

 ブースを運営したサーモンガレッジ代表の中尾晋さん(35)は「子どもたちの思いに何とか応えたいと思った。生まれた川に戻るサケのように、大きくなっても愛荘町に帰ってきてほしいという思いも込めている」と語った。(山崎聖乃)

(2025年11月28日 中日新聞朝刊びわこ総合版より)
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