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親のサポートで気をつけるべきポイント 高校受験編
高校受験を控えるお子さんとのコミュニケーションはとれていますか?特にこの時期は多感な年齢でもあり、保護者からのストレスを受けやすい時期であるとも言われています。また、受験を前に塾も忙しくなり不安を感じているお子さんも多いでしょう。日頃からの親子のコミュニケーションを大切にして、一緒に高校受験に取り組めるようにしていきましょう。
志望校選びのサポート
志望校を選択する際のポイントは「お子さんの学習レベルにあった高校か」ということです。無理な目標設定をしてしまうと、高校に入学してから勉強についていけず苦労してしまうことにもなりかねません。次に大切なのは「通いやすさ」。3年間通学する場所になるため、あまりに遠くの学校では行き帰りだけで心身ともに疲れてしまうことも。また「その高校からの進学実績」などを見ることも重要です。将来の目標を親子で話し合い、逆算してどこを目指すべきか考えていきましょう。
総合的な判断を
志望校選びは、まずはお子さんの意見を尊重することが第一です。お子さんが決めたことに無理があっても完全に否定するのはNG。ある一部分や偏差値だけを見るのではなく、勉強や部活動、教師の質など広い視野で学校を見ておくと、受験や面接で役に立つ情報が得られるかもしれません。総合的に判断できるようにアドバイスしてあげましょう。
過干渉はNG
お子さんの勉強を見守ることはとても重要ですが、受験ではお子さんが自主的に考え勉強方法や苦手単位の克服をしていかなければなりません。親が干渉しすぎず、お子さんの自主性を尊重することが大切なポイント。過度な干渉ではなく、困っている時に話を聞き、アドバイスしてあげられるといいですね。
声のかけ方に注意
受験直前には普段よりも声のかけ方に注意する必要があります。見た目からは分からなくても内心は不安なもの。お子さんからの相談や何か聞いてきた場合は、まず聞き役に徹しましょう。もちろん不安を煽るような言動は避けなければなりません。また、親からの一方的な上から目線ではなく、子どもと同じ目線に立ち、最終的にお子さんが答えを出せるようにアドバイスしてあげましょう。
生活面のサポート
お子さんが風邪やインフルエンザでダウンしないために、日々の生活習慣もしっかり整えていきましょう。効果的な受験勉強のためにも栄養バランスのよい食事を摂るようにサポートできるといいですね。外出時や塾通いの際にはマスクの着用を、帰宅後は手洗いやうがい、部屋の加湿など基本的なことを気を付けることも忘れずに。
朝型生活を保つ
受験は朝早くから始まります。少しずつでも朝型生活にシフトして、朝から頭が働いて実力を発揮できるようにサポートしてあげましょう。深夜よりも早朝に勉強した方が学習効果が高まるというメリットもあります。また、寝る前にスマートフォンを見るのはNG。画面からでるブルーライトが睡眠を浅くさせるという報告もあります。スマートフォンの利用については、家庭内でルール化できるといいですね。
(2019年4月公開)