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2017.12.26
福島の子と心温かい冬を 春日井 住民や学生と交流20回目
東日本大震災で被災した福島県の子どもたちを迎える「福島っ子ウィンターキャンプ」が、春日井市熊野町の密蔵院を拠点に開かれている。今回で20回目を迎え中京大、中部大の学生らと交流している。
震災直後から春日井市の市民団体「雨にも負けずプロジェクト(雨プロ)」が寄付を募り、毎年春、夏、冬に受け入れている。今月も22〜28日の日程で小学生33人がやって来た。学生ボランティア19人、地域住民らが世話をしている。
23日は、JA尾張中央女性部(JKV)の16人が五目ご飯やミネストローネなど温かい食事を用意。一緒に食卓を囲んだ後、こま回しやあや取りで遊んだ。名古屋市内のテレビ局や長久手市の愛・地球博記念公園の見学なども予定している。
総スタッフ長で中京大2年の波多野文哉さん(20)は「震災から年月がたち、世間の関心は薄れている」と憂え、「キャンプに参加したい子は絶えないので、放射能汚染の不安を少しでも忘れられるように続けていきたい」と話している。食材提供やボランティア参加など支援を呼び掛けている。(問)雨プロ=0568(41)8430
(浅野有紀)
(2017年12月26日 中日新聞朝刊なごや東総合より)
■関連大学はこちら
・ 中京大学
・ 中部大学
震災直後から春日井市の市民団体「雨にも負けずプロジェクト(雨プロ)」が寄付を募り、毎年春、夏、冬に受け入れている。今月も22〜28日の日程で小学生33人がやって来た。学生ボランティア19人、地域住民らが世話をしている。
23日は、JA尾張中央女性部(JKV)の16人が五目ご飯やミネストローネなど温かい食事を用意。一緒に食卓を囲んだ後、こま回しやあや取りで遊んだ。名古屋市内のテレビ局や長久手市の愛・地球博記念公園の見学なども予定している。
総スタッフ長で中京大2年の波多野文哉さん(20)は「震災から年月がたち、世間の関心は薄れている」と憂え、「キャンプに参加したい子は絶えないので、放射能汚染の不安を少しでも忘れられるように続けていきたい」と話している。食材提供やボランティア参加など支援を呼び掛けている。(問)雨プロ=0568(41)8430
(浅野有紀)
(2017年12月26日 中日新聞朝刊なごや東総合より)
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・ 中京大学
・ 中部大学