金沢市の中心地をライトで照らす１０月の催し「金沢月見光路」と「金沢月見ゲート」をＰＲするブースが１６日、金沢駅の観光案内所に設置された。

　イベントは金沢工業大の学生らが中心になって運営する。夜の金沢をにぎわせようと、２００４年から取り組んでいる。

　月見光路では、石浦神社やしいのき迎賓館正面側広場などに光るオブジェを置く。月見ゲートは、駅東口広場の鼓門の壁に映像を映し、ピンク色の花などを光で表現する。

　ブースは金沢工業大の学生１５人が制作。厚さ約２センチの板をモザイク状に組み合わせ、高さ２メートルのゲートを作った。月見光路で評判のあるオブジェに似せて制作。ブースではイベントのチラシを受け取ることができる。

　立ち寄った同市末町のパート従業員（２９）は「毎年、月見光路には行っている。ブースにあるピンクや紫の花飾りがきれいで、またイベントに行きたくなる」と話した。　（田中美知生）

（2016年9月17日　北陸中日新聞朝刊金沢版より）