岐阜市の岐阜大や、ともに愛知県内の中部大と日本福祉大の１〜３年生９人が２９日、中津川市苗木の自動車用電子機器製造会社「富士通テンマニュファクチュアリング」の本社・中津川工場を見学し、地元企業への理解を深めた。

　市と包括協定を結んでいる岐阜大が、学生の地元企業への就職やＵターン就職を促そうと企画。学生は同社担当者から会社の歴史や製品の説明を受けた後、工場を見学した。

　岐阜大工学部社会基盤学科３年の堀口拓治さん（２１）は「技術力があり、世界に誇れる企業が県内にあると感じた。就職活動まで時間があるので、県内企業を調べていきたい」と話していた。（星野恵一）

（2016年8月31日　中日新聞朝刊東濃版より）