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大学野球 全日本選手権 中部学院大 2回戦進出

近大工学部戦の1回、二盗を決める中部学院大・山崎=神宮で
31年ぶりに出場した関大は米沢が10三振を奪い、8回無失点。1-0で北海学園大(札幌)を下し、35年ぶりの白星を挙げた。天理大は共栄大(東京新大学)に3-2で勝った。
北九州市大(九州六大学)は花園大(京滋)に3-2で逆転勝ちし、22年ぶりの白星。不祥事で前回大会の出場を辞退した大商大(関西六大学)は九産大(福岡六大学)に7-4で競り勝った。
中部学院大(東海)は近大工学部(広島六大学)に1-0、東日本国際大(南東北)は国際武道大(千葉)に5-3、横浜商大(神奈川)は日本文理大(九州)に9-6でそれぞれ勝った。
■山崎 気合のヘッドスライディング 出塁→二盗→生還 決勝点もぎ取る
俊足の切り込み隊長が試合を決めた。中部学院大は1回に先頭の山崎の内野安打から1点を先制し、吉倉、古川、冷水(しみず)の無失点リレーで逃げ切った。相手を打ち崩せずとも機動力でもぎ取った1点を守り切った形だ。
全国の舞台での初戦。緊張しているチームメートもいる中で、山崎は最初の打席で決めていたことがあった。「ゴロになったらヘッドスライディングをしてチームを盛り上げる」。実際に、打球は高いバウンドで遊撃手の前に転がった。神宮球場の人工芝は「スパイクが食い込んで踏ん張りやすかった」と一塁に向かってぐんぐん加速していく。頭から突っ込むと判定は「セーフ」。1死後には、二盗をヘッドスライディングで決め、3番吉井の左前打で三塁へ。4番外山の一ゴロの間に本塁に生還した。この日は5回にも一塁手の前に打球を転がして二つ目の内野安打を記録した。
試合を通して連打はなかったが、相手に流れを譲らない戦いでしぶとく勝ちきった初戦。間宮監督は「積極的な走塁でいい仕事をしてくれた」と山崎を評価。頼れるリードオフマンの躍動が日本一への道しるべとなる。(鈴木弘人)
中部学院大(東海) 100000000|1
近大工学部(広島六大学) 000000000|0
(中)吉倉、古川、冷水-寺尾
(近)伊藤、猪坂-安野、木村
(2026年6月9日 中日新聞朝刊19面より)