HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 大学野球
大学野球 愛知春季L 中京大、愛工大先勝

ウイニングボールを手に笑顔を見せる山内監督=パロマ瑞穂野球場で
名城大は高桑の左翼へのソロで先制し、天野、大嶽の継投で零封した。愛工大は飯棲の中犠飛でサヨナラ勝ち。中京大は寺下の2点本塁打など13安打で打ち勝った。
■名城大・山内監督 初勝利に「ほっと」
ウイニングボールを受け取ると、今季から指揮を執る名城大の山内壮馬監督に自然と笑みがこぼれた。「ほっとした。根気よく投げて打ってくれた」。今季3戦目で初勝利をプレゼントされ、コーチ時代から育ててきた選手らをねぎらった。
「本調子ではなかったが、監督の初勝利を飾れてうれしい」と勝ち投手となった天野。走攻守でアグレッシブな「山内イズム」を感じさせる試合展開となった。
3回、先頭の高桑は追い込まれながらもインコースのスライダーをミート。「粘って四球を取るより、積極的に前へ打とうという意識だった」。手首をうまく返してはじき返した球は、グッと伸びて左翼席へ。貴重な先制弾は指揮官の信念を体現していた。
6回2死一、二塁の場面では重盗に成功。一見リスクが高い走塁だが、二塁走者の水谷は相手投手の投球テンポを読んでいた。「紙一重のプレーだった。失敗しても『次に生かせ』と監督は受け入れてくれる」と信頼関係もできあがりつつある。
投手としてプロ野球中日などで活躍した後、2017年に同大のコーチとなり、今に至る。「全力プレーを心掛けて応援されるチームにしたい」。この1勝が初めのステップとなった。(鈴木弘人)
▽パロマ瑞穂 1回戦(愛工大1勝)
東海学園大 000000110|2
愛工大 100010001x|3
(海)加藤希-中村貫
(工)牧野-佐々木
▽同(中京大1勝)
中京大 310030110|9
愛院大 000000210|3
(京)伊藤、藤本、中井-法村、文元
(院)宮内、井上功、後守、井上勇-東野、小笠原、松村祥
本塁打 寺下(京)、竹本(院)
▽同(名城大1勝)
中部大 000000000|0
名城大 00101000x|2
(部)長谷川、松本龍、吉田-羽生田、薬師寺
(城)天野、大獄-水谷
本塁打 高桑(城)
(2026年4月26日 中日新聞朝刊19面より)