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学生活動 2025.02.28
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にんちしょうって しっているかな 高田短大生 まつさか幼稚園で講座

歌やクイズを交えて認知症の人への接し方などを伝える学生ら=松阪市中央町のまつさか幼稚園で
認知症は小学生以上には理解があるが、年々増加する中で、より小さな子どもにも知ってもらおうと、福祉を中心に学ぶ同短大の学生ら5人が実施した。
始めに高齢者の特徴を解説。加齢とともに体が衰え、眼鏡や補聴器、歩くときにはつえが必要となることを寸劇を交えて伝えた。その後、認知症について説明し、「高齢者は物事を忘れやすいから、怒らずに優しくしてあげてね」と高齢者への関わり方を教えた。
他にも、歌やクイズなどで楽しく認知症を紹介。最後に、「認知症サポーター」だと証明するロバのマークが入ったメダルが園児に配られた。
同短大2年の平山翼さん(20)は「認知症の人は思っている以上に身の回りにいる。難しいことはできないが、園児たちには学んだことを実践してほしい」と話した。(松山聖悟)
(2025年2月28日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)