進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 大学野球

中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2023.05.11

この記事の関連大学

愛知大学野球 愛知春季L 中京大 勝ってタイ5回戦へ

4回に勝ち越しの左前適時打を放つ中京大の川瀬譲二内野手=愛知県の小牧市民球場で(谷大平撮影)

4回に勝ち越しの左前適時打を放つ中京大の川瀬譲二内野手=愛知県の小牧市民球場で(谷大平撮影)

第5週 第4日(10日・小牧)

 2試合連続で引き分けていた首位攻防戦は、中京大が名城大に9-4で打ち勝った。0-2の4回に代打・川瀬譲二内野手(2年・藤枝明誠)の勝ち越し適時打などで逆転に成功。15安打9得点と打線が奮起し、対戦成績を1勝1敗2分けのタイに戻した。5回戦は11日正午からパロマ瑞穂野球場で行われる。

■首位攻防第4戦 名城大に9-4

 2試合連続ドローで迎えた今カード4戦目は、中京大に軍配が上がった。勝ち点を落とせば優勝争いから一歩後退となる試合で逆転勝ちし、半田卓也監督(40)は「ピンチの連続だったが中盤まで2失点で乗り切った。何点入ってもおかしくない中でよく粘ってくれた」とホッとした表情を浮かべた。

 1回に2点先制され、9回以外は毎回得点圏へ走者を進められた。苦しみながらも小刻みな継投で2回から5回まではスコアボードに0を並べた。

 7日の悪天候での中止を挟んで6日から5日間で4戦目。後ろで投げた高木、中川は3連投だったが「全国の舞台になれば3、4連戦もある。それを想定して練習してきた」との指揮官の期待に応え、それぞれ無失点でしのいだ。

 投手陣の踏ん張りに打線が応える。4回に川瀬の勝ち越し打などで逆転すると、5回に3番桑原の2ランで3点差。1点差に迫られた直後の7回には5番秋山が左翼スタンドへソロを運び、点差を2点に広げた。秋山は「何とか塁に出ようと思っていた。入るとは思わなかった」と前日に続く一発に笑みを浮かべた。

 首位攻防戦は勝負の5回戦へ。4連戦となる決戦にも「条件は相手も一緒。負けないようにやりたい」と秋山。勝利の女神はどちらにほほ笑むか-。勝者が優勝に大きく近づく。 (谷大平)

▽4回戦(1勝1敗2分け)
中京大 000320310|9
名城大 200002000|4
(京)渡辺都、柴田、森、中川、高木-牧山、関岡
(城)岩井天、池田、高橋知、米庄-加藤、門田
本塁打 桑原、秋山(京)

(2023年5月11日 中日スポーツ8面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ

資料請求・願書請求 この大学のHPを見る