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お知らせ 2020.12.13

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美濃加茂高等学校

野球部員 堆肥まきに一役 美濃加茂高 ナシ園で手際良く

堆肥をまく作業をボランティアで手伝う部員たち=美濃加茂市の山鈴農園で

堆肥をまく作業をボランティアで手伝う部員たち=美濃加茂市の山鈴農園で

 美濃加茂高校の硬式野球部員たちが12日、美濃加茂市山之上町の山鈴農園のナシ園で堆肥をまく作業をボランティアで手伝った。

 同農園に堆肥を納入している業者の担当者が、美濃加茂高時代に高橋陽一監督(36)とチームメートだった縁で協力を依頼。部員たちは堆肥をまく作業が高齢の農家にとっては重労働だと知り、一肌脱ぐことにした。

 この日は部員の半分の約20人が参加。積み上げられた8トンの堆肥をスコップで一輪車に移し替え、100メートル先のナシ園にダッシュでピストン輸送した。ナシ園では農園代表の山田洋二さん(60)の指示に従いながら、手際良く地面にまいていった。

 作業は2時間ほどで完了。副主将で2年の平田さんは「普段のトレーニングとは違う筋肉を使うので、しんどかった。周囲の助けのおかげで野球をやらせてもらっているので、地域の力になれてうれしい」と話した。

 山田さんは「私一人なら1週間はかかる。本当にありがたい」と話した。19日にも、今回参加していない残りの部員たちが手伝う。 (渡辺大地)

(2020年12月13日 中日新聞朝刊中濃版より)

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