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高校野球 2026.09.24

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愛知工業大学名電高等学校 東邦高等学校 享栄高等学校

秋季高校野球 愛知県大会 愛工大名電 東海大会切符 口田が11K1失点完投

11奪三振で1失点完投した愛工大名電の口田=小牧市民球場で

11奪三振で1失点完投した愛工大名電の口田=小牧市民球場で

 愛知、岐阜、三重の準決勝があり、愛知では愛工大名電、享栄が来春のセンバツ出場校選考の重要参考資料となる秋季東海大会(10月17日開幕、三重・四日市など)への出場を決めた。愛工大名電は5-1で東邦に勝利。享栄は2-0で三好との投手戦を制した。岐阜は大垣日大と中京、三重は宇治山田商と三重が東海大会出場を決めた。

■「無欲、無心で」

 9回2死。最後は東邦のエースナンバーを背負い、4番に座る朝倉と向き合った。愛工大名電の左腕エース・口田投手(2年)は渾身(こんしん)の直球で見逃し三振に切って取り、チームメートと喜び合った。

 1年からベンチ入りし、今夏は愛知大会決勝・享栄戦のマウンドを託された。3回までは相手打線をパーフェクトに抑え込んだが、2巡目に入った4回に捕まり、2失点でマウンドを降りた。あと一歩で甲子園を逃し、精神面の未熟さを痛感した。

 この日も3回まで失策以外走者を許さず、打者9人で片付けた。そして4回。先頭に初安打を許したが、ここからが一回りも二回りも成長した口田の真骨頂だ。右打者の内角に食い込む直球で詰まらせ、二ゴロ併殺に打ち取った。「2巡目と意識するとダメな部分が出てしまう。無欲、無心で投げた」。プレッシャーをシャットアウトし、ピンチの芽を摘み取った。

 終わってみれば11奪三振、1失点完投と圧巻の投球でチームを東海大会へ導いた。ただ、ここは一つの通過点。「甲子園に向けて、まだまだこれから」と夢の舞台へもう一踏ん張りする。
 (瀬田貴嗣)

▽準決勝
三好 000000000|0
享栄 01001000x|2
(三)八田-須藤
(享)鎌田-成瀬

愛工大名電 000221000|5
東邦 000000010|1
(愛)口田-皆川
(東)平塚、山田-星野

(2026年9月24日 中日スポーツ4面より)
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