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お知らせ 2019.08.09

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岡崎城西高等学校

被災地の高校生と交流 岡崎城西高生が「未来会議」

互いの地域の魅力を紹介し、コラボ企画を考える生徒ら=岡崎市美合町の県青年の家で

互いの地域の魅力を紹介し、コラボ企画を考える生徒ら=岡崎市美合町の県青年の家で

 東日本大震災の被災地から高校生を岡崎市に招待して対話する「未来会議」が6日、同市美合町の県青年の家であった。

 被災した子どもを毎年受け入れている岡崎市の団体「おいでんプロジェクト」が岡崎南ロータリークラブの支援で実現。福島県いわき市の磐城(いわき)農業高校と、岡崎市の岡崎城西高校(中園町)から、ともにインターアクト部でボランティア活動する生徒計50人が交流した。

 両校生徒は互いに自分の住む地域の魅力を紹介。磐城農高の生徒はいわき市内の人気観光施設「スパリゾートハワイアンズ」などを挙げ、岡崎城西高の生徒は岡崎の特産品「八丁味噌(みそ)」や人気キャラクター「オカザえもん」を紹介した。生徒らは両市にある観光資源を生かしてコラボ企画ができないかを話し合い、親睦を深めた。

 磐城農高3年の女子生徒(17)は「授業など日常生活の話もたくさんできて良かった。考えたコラボ企画が実現できたら楽しそう」と話した。

 「未来会議」は震災後の不安について対話できる場をつくろうと福島県内の被災者らが始め、2013年からいわき市を拠点に全国各地で開かれている。磐城農高の生徒は5~8日まで岡崎に滞在。市内観光のほか、発達障害の子どもたちとの交流を図った。(細谷真理)

(2019年8月9日 中日新聞朝刊西三河版より)
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