三菱ＵＦＪ銀行は、高校生を対象にした若手起業家との交流イベントを開いた。昭和区の桜花学園高校国際キャリアコースの１年生３３人が同区のスタートアップ（新興企業）支援施設「ステーションＡｉ」に招待され、スタートアップの雰囲気に触れた。

　同行が地域貢献活動として初めて企画した。施設内に本社を置くＫＡＮＮＯＮ（カンノン）の山下青夏（せな）社長（２２）が講演。英国の先進例を見て、ウェブサイトを障害者や老眼の人にも見やすく変換するサービスを立ち上げた経緯などを語った。

　生徒たちは「学生のうちにやっておくべきだったと思うことは」など、積極的に質問していた。各階をつなぐらせん状のスロープなど、企業同士の交流が生まれやすいよう工夫された設備も見学した。

（2025年1月21日　中日新聞朝刊市民版より）