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スポーツ 2024.08.31

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五輪バレー男子 西田選手 母校・海星高で講演 「やると決めたら突き進んで」

バレー部員らに囲まれて記念撮影する西田選手(中央)=四日市市の海星高で

バレー部員らに囲まれて記念撮影する西田選手(中央)=四日市市の海星高で

 パリ五輪バレーボール男子で活躍したいなべ市出身の西田有志選手(24)=大阪ブルテオン=のトークショーが30日、母校の海星高校(四日市市)であり、生徒や県内のバレーボール関係者ら550人が詰めかけた。

 西田選手は在学時に監督だった男子バレーボール部の大西正展部長、コーチだった井口拓也監督と対談。高校在学中にVリーグのジェイテクトSTINGS(愛知県刈谷市)へ入団したが、大西部長と井口監督からは反対されていたと明かし、「当たって砕けろ精神でVリーグに飛び込んだ」と当時の心境を語った。

 その上で「自分がやりたいと思ったものに対して、熱量を込めるか込めないかで成功するかどうかが決まると思う。周りからあれこれ言われても、やると決めたら真っすぐ突き進んでほしい」とアドバイスした。

 西田選手が寄付した男子バレーボール部の新ユニホームの披露もあり、今後は高校女子と中学男女のバレーボール部にも新ユニホームを寄付する考えを明らかにした。

 高校男子バレーボール部の主将(18)は「睡眠や食事などの当たり前のことが大事だと分かった。西田選手からもらった新しいユニホームで春高(全日本バレーボール高校選手権)の舞台に立ちたい」と話した。(秋田耕平)

(2024年8月31日 中日新聞朝刊三重版版より)

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