７日に開幕する全国高校野球選手権大会に県代表として出場する中京大中京高（名古屋市）の選手らが２日、県と名古屋市を表敬訪問し、甲子園での健闘を誓った。

　県公館を訪れたのは、杉浦、佐古の両選手、高橋源一郎監督、伊藤正男校長、水野啓哉部長の計５人。杉浦選手は「目標は日本一。チーム一丸となって戦ってきます」、佐古選手は「優勝旗を持って、また報告に来られるようがんばります」と大村秀章知事に力強く伝えた。

　市役所では、杉野みどり副市長や田辺雄一副議長に活躍を約束。杉野副市長は「体に気をつけて、けがのないように、頂点を目指して一つ一つクリアして頑張ってください」、田辺副議長は「人として立派な振る舞いを身に付けることも、スポーツのいいところ。ベストコンディションで、ベストパフォーマンスを」と期待した。

　中京大中京高が夏の甲子園に出場するのは７年ぶり、２９回目。これまでに全国最多の７度の優勝を誇る。（多園尚樹、福本英司）

（2024年8月3日　中日新聞朝刊県内版より）