お知らせ 2024.06.12
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「探究飛騨」授業 節目の10年 高山西高 研究資料集を発行
高山西高校(高山市下林町)の2023年度の2年生特進クラスの生徒が、「探究飛騨」の授業で地域のさまざまな問題を取り上げた研究の資料集が発行された。開始10年の節目となる授業では今回も、高山祭や森林の維持、住民の健康問題などを若者ならではの視点でとらえている。
「探究飛騨」は14年度から県の補助事業として行い、慶応大の教授らが監修。今回は約70人の生徒らが1年時の基礎学習を踏まえて15のテーマに取り組み、年度末に発表会をした。
高山祭の研究では、祭りに参加した経験のある生徒らが担い手不足への対応を提言。「飛騨の自殺問題」を取り上げたグループは、飛騨の自殺による死亡率が他地域より高い理由として、長い冬がもたらす「うつ」やコミュニティーの閉鎖性などを挙げた。
小林隆憲校長は「この授業を始めて10年たったが、同じ題材で次々と新しい切り口が生まれている」と評価した。
資料集は希望者に配布する。(問)同校=0577(32)2590
(鈴木智行)
(2024年6月12日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)
「探究飛騨」は14年度から県の補助事業として行い、慶応大の教授らが監修。今回は約70人の生徒らが1年時の基礎学習を踏まえて15のテーマに取り組み、年度末に発表会をした。
高山祭の研究では、祭りに参加した経験のある生徒らが担い手不足への対応を提言。「飛騨の自殺問題」を取り上げたグループは、飛騨の自殺による死亡率が他地域より高い理由として、長い冬がもたらす「うつ」やコミュニティーの閉鎖性などを挙げた。
小林隆憲校長は「この授業を始めて10年たったが、同じ題材で次々と新しい切り口が生まれている」と評価した。
資料集は希望者に配布する。(問)同校=0577(32)2590
(鈴木智行)
(2024年6月12日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)