学校全体で自転車利用の交通マナー向上に取り組む「岐阜市自転車安全利用推進校」に４月に認定された岐阜東高校（同市野一色）で２１日、生徒らがヘルメットの着用などを呼びかける街頭指導があった。

　生徒や市職員、岐阜中署員ら約３０人が、のぼり旗などを手に校門や近くの交差点に立ち、登校してきた生徒に交通ルールの順守を訴えた。一貫校の岐阜東中の生徒らも一緒に活動した。
　
　登下校時に自転車を利用しているという岐阜東中３年の生徒（１４）は「横断歩道の手前で必ず止まって確認するようにしたい」と話した。

　推進校は市が年度ごとに選んでおり、本年度は岐阜東高校と岐阜総合学園高校（同市須賀）が認定された。（大高千奈）

（2024年5月23日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）