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お知らせ 2024.04.04

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豊川高等学校

復興と平和願い 豊川高生ら大書 岡崎・真福寺で奉納

曲に合わせて筆を走らせる豊川高書道部員ら=岡崎市真福寺町の真福寺で

曲に合わせて筆を走らせる豊川高書道部員ら=岡崎市真福寺町の真福寺で

 能登半島地震の被災地復興や世界平和を祈念する書の奉納が3日、岡崎市真福寺町の真福寺であった。豊川高校(豊川市)書道部の生徒10人と安城市などで活動する書家の小川澪月さんが、それぞれ願いを込めた書を揮毫(きごう)した。

 書道部員は本堂に敷かれた縦4メートル、横6メートルほどの紙上に並び、豪快なパフォーマンスとともに筆を走らせた。部活に打ち込む若者の応援ソング「Surges(サージス)」のリズムに合わせ、歌詞の一部をしたためた。部長(17)は「被災地の方々が新しい一歩を踏み出せるように願いを込めた」と振り返った。

 続いて部長が「被災地復興祈願」や、ロシアによる侵攻が続くウクライナに向けた「恒久平和」の文字を力強い筆さばきで揮毫。書道部員が事前に高校で書き、持ち寄った書とともに、寺に奉納した。部長は「一人で書くのとは違い、高校生と大勢で復興や平和を祈ることができた」と話した。

 この奉納は、書を通じて平和を訴える名古屋市の団体「和プロジェクトTAISHI」(宮本辰彦代表)が主催。同様の催しが全国の寺院など43カ所で順次開かれている。

(2024年4月4日 中日新聞朝刊豊田版より)

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