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スポーツ 2023.11.17

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中京大学附属中京高等学校 東邦高等学校

中京大中京高×東邦高 両校創立100周年 23日に野球大会

会見した(左から)中京大中京高の伊藤正男校長、梅村学園の梅村総長・理事長、東邦学園の榊理事長、東邦高の藤本紀子校長=名古屋市昭和区の中京大中京高で

会見した(左から)中京大中京高の伊藤正男校長、梅村学園の梅村総長・理事長、東邦学園の榊理事長、東邦高の藤本紀子校長=名古屋市昭和区の中京大中京高で

 創立100周年をともに今年迎えた中京大中京高(名古屋市昭和区)と東邦高(同市名東区)が23日、OBらを交えた記念野球大会を同市東区のバンテリンドームナゴヤで開く。両校の理事長らが16日、中京大中京で記者会見し、大会開催への思いを語った。

 両校は野球の強豪校。中京大中京は夏の甲子園で優勝7回、東邦は春の甲子園で優勝5回を誇り、いずれも全国最多。ともに創立時は商業校だった共通点もあり、長年にわたって切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

 中京大中京を運営する梅村学園の梅村清英総長・理事長は「歴史と伝統を培ってきた両校の試合を、高校野球ファンに楽しんでいただければ」と話し、東邦学園の榊直樹理事長は「この試合が、互いに新たな100年の出発点となれば」と願った。

 大会当日は、OB同士と現役生同士が対戦する2試合を実施する。OB戦には、7月の都市対抗野球大会で優勝したトヨタ自動車の佐藤勇基内野手(中京大中京出身)や、東京6大学野球の春秋両リーグ戦ベストナインに選ばれた早稲田大4年の熊田任洋(とうよう)内野手(東邦出身)らが出場予定。

 大会運営には、生徒会役員や放送部員など両校の生徒が携わる。試合の間には、チアリーディング部やマーチング演奏などが会場を盛り上げる。

 観戦については両校のホームページで既に希望者を募り、予定人数に達した。

 記念大会に合わせ、両校の甲子園優勝旗12点を中京大中京で特別に展示し、18、19両日の午前10時~午後3時に一般公開する。同校が全国で唯一、1931(昭和6)年から33年にかけて夏の3連覇を達成した時の旗を初めて公開する。(古畑克真)

(2023年11月17日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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