春の選抜高校野球大会に出場する東邦高校（名古屋市名東区）野球部の森田泰弘総監督と山田祐輔監督、志水和史部長、２年生の石川主将（１７）の４人が７日、東郷町役場を訪れ、井俣憲治町長に甲子園での活躍を誓った。

　同町諸輪には同校野球部の専用グラウンドがあり、選手たちは週の大半、ここで練習に励んでいる。前回出場した２０１９年大会では、現在、中日ドラゴンズでプレーする石川昂弥選手（２１）が投打で活躍し、全国制覇を果たした。当時、町役場では決勝戦のパブリックビューイングを実施して声援を送った。

　監督として初めて甲子園で采配を振る山田監督は「東郷のグラウンドで毎日練習しているので、町代表の気持ちで優勝を目指したい」。昂弥選手の弟でもある石川主将は「決勝でホームランを打ち、全国優勝して戻ってきたい」と意気込みを語った。（平木友見子）

（2023年2月8日　中日新聞朝刊なごや東版より）