女子中高生が将来のキャリアを考えるイベントが２３日、ＪＲ岐阜駅隣接のハートフルスクエアーＧで開かれた。岐阜市の聖マリア女学院中学校・高校の２４人が参加した。

　女性の地位向上を目指す国際ソロプチミスト岐阜が主催し、岐阜薬科大の稲垣隆司学長が講演した。ごみが海の生物に悪影響を与える海洋プラスチック汚染問題など解決すべき世界的課題を紹介。愛知県職員としてかかわった藤前干潟の埋め立て問題も話し、「皆さんにも夢を持ってほしい」とまとめた。

　参加した高校３年の生徒は「さまざまな社会の課題について考えることが大切だと感じた。その上で行動していきたい」と話した。（名倉航平）

（2019年12月24日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）