お知らせ 2026.02.18
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将来につながる話題探す 伊勢・皇学館中でセミナー

新聞を広げ、自分の将来につながりそうな記事を探す生徒たち=伊勢市の皇学館中学校で
セミナー用に公開されたのは中学2年生の国語の授業。安保花音(あぼかのん)教諭が、志望するキャリアや進学につながりそうな話題を新聞から探すようにテーマを設定した。11人の生徒たちは1週間分の各紙を読み比べ、選んだ記事をタブレット端末で撮影。その記事を選んだ理由や感想も端末に書き込んだ。
生徒の一人は、県が次世代太陽電池の実証事業に踏み出す記事に注目。「太陽電池の耐用性を高める仕事に就きたい」と将来の夢をつづった。冬季五輪の競技撮影にドローンが使われている記事を選んだIT業界志望の生徒は、「技術の進歩を実感した」と感想をまとめていた。
新聞を使った授業は週1回。安保教諭は授業の狙いについて「まず文字を読むことに慣れ、自分の考えを文章にまとめてもらうのが狙い」と説明。スマホに慣れた世代だが「最初の授業から比べると随分、抵抗なく考えを言語化できるようになっている」と手応えを話した。
今では「テスト前で新聞を使った授業がなくなると残念がる声が出る」という。8日に投開票された衆院選の紙面には「特に生徒たちが興味を持っていた」と振り返った。(阿部伸哉)
(2026年2月18日 中日新聞朝刊三重総合版より)
