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お知らせ 2025.03.01

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多治見・川南地区 活性化考える

川南地区の活性化プランを発表する生徒ら=名古屋市東区で

川南地区の活性化プランを発表する生徒ら=名古屋市東区で

■名古屋の東海中生 授業の一環 陶器店、アート施設など提案

 名古屋市東区の東海中学校の1年生による、多治見市役所本庁舎周辺の土岐川以南「川南地区」を活性化させるアイデアの発表会が28日、同校であった。

 同校教諭の高山啓さん(38)=多治見市=が川南まちづくり実行委メンバーであることから、授業の一環として企画。昨年11月に生徒35人が現地を訪れ、実行委メンバーから説明を聞きながら街を散策し、10班に分かれて活性化策を練った。

 発表では、生徒は「人が集まるものがない」「暗い」などと課題を指摘。商店街の屋根をステンドグラスにして明るさを出し、空き店舗の賃料を下げるなどして古民家カフェや陶器店の出店を促す案や、不要になった陶磁器を砕いてアート作品を創れる施設などを提案した。

 発表を聞いた実行委の安藤英利代表は「多治見の魅力や欠けているところを見つめてもらえた。発表内容をメンバーで共有して一つでも実現したい」と感想を述べた。同校1年の生徒(13)は「多治見にはレトロな雰囲気など可能性がある」と話した。(吉本章紀)

(2025年3月1日 中日新聞朝刊東濃版より)
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