人道危機に直面しているウクライナやパレスチナ自治区ガザを支援しようと、東海中（東区）と愛知淑徳中（千種区）の生徒会や有志の生徒約２０人が２５日夕、中村区名駅で募金活動を展開した。集めた善意は日本ユニセフ協会に寄付する。

　２０２３年１２月に続いて２回目。生徒たちは「今なお苦しんでいる子どもたちがいます。支援をお願いします」などと呼びかけ、幅広い年代の通行人が寄付した。

　東海中３年の生徒は「ウクライナやガザの同世代が苦しみ、何か支援したいと思った」と話し、愛知淑徳中３年の生徒は「予想よりも多くの人が寄付してくれ、温かみを感じた」と語った。　（下條大樹）

（2025年2月26日　中日新聞朝刊市民総合版より）