イベント 2024.12.24
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ウクライナの子ら 憩いの時 昭和区で料理や奇術楽しむ
日本ウクライナ文化協会(天白区)によるクリスマス会が22日、昭和区の南山高等・中学校男子部であり、ロシアの軍事侵攻を受けて県内などに避難してきたウクライナ人の子どもらがマジックや料理を楽しんだ。
聖堂がある同校が場所を提供。避難民約40人を含む県内外のウクライナ人ら約80人が参加した。ウクライナの子どもらが同国のクリスマスの伝統について発表。その後、同校の奇術部と演劇同好会の生徒ら約20人がマジックやコメディーショーを披露した。ウクライナの料理やお菓子も振る舞われた。
南山中2年の生徒は「ウクライナで戦争が続き、故郷への思いがあると思うが、少しでも楽しんでもらいたかった」と語った。
ウクライナ東部ハルキウから母と避難してきたマリヤ・ボルジクさん(29)は「雰囲気があり、久しぶりに会えた人もいてよかった」と話す一方、ロシアの侵攻からまもなく3年になることを踏まえ「戦争はいつまで続くのだろうか。故郷が攻められないか心配だ」と複雑な胸中も明かした。(下條大樹)
(2024年12月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)
聖堂がある同校が場所を提供。避難民約40人を含む県内外のウクライナ人ら約80人が参加した。ウクライナの子どもらが同国のクリスマスの伝統について発表。その後、同校の奇術部と演劇同好会の生徒ら約20人がマジックやコメディーショーを披露した。ウクライナの料理やお菓子も振る舞われた。
南山中2年の生徒は「ウクライナで戦争が続き、故郷への思いがあると思うが、少しでも楽しんでもらいたかった」と語った。
ウクライナ東部ハルキウから母と避難してきたマリヤ・ボルジクさん(29)は「雰囲気があり、久しぶりに会えた人もいてよかった」と話す一方、ロシアの侵攻からまもなく3年になることを踏まえ「戦争はいつまで続くのだろうか。故郷が攻められないか心配だ」と複雑な胸中も明かした。(下條大樹)
(2024年12月24日 中日新聞朝刊市民総合版より)