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お知らせ 2024.08.12

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ごみ問題 英語でスピーチ 名古屋 金城学院大生と中学生 模擬会議

「模擬国際会議」でスピーチする中学生たち=名古屋市守山区の金城学院大で

「模擬国際会議」でスピーチする中学生たち=名古屋市守山区の金城学院大で

 英語で社会問題をスピーチする「模擬国際会議」の催しが8日、名古屋市守山区大森の金城学院大であった。学生と金城学院中学校の生徒20人余が参加し、世界各国のごみ問題について発表した。

 同大で通訳や翻訳技術を学ぶ学生向けに10年以上前から開催。大学での英語学習を知ってもらおうと、今年は初めて中学生も参加し、学生と生徒のグループで各国の状況の調査やスピーチの準備を進めてきた。

 生徒たちは日本、米国、スウェーデンなどの代表としてごみの排出量や問題の解決策を発表。「水筒への給水ステーションを増やして、ペットボトルごみを減らす」「海洋ごみを持続的に収集する」などと訴えた。学生が教室に備えた専用の会議システムを使い、同時通訳した。

 オーストラリアを担当した中学1年の女子生徒(13)は「ペットボトルやたばこの吸い殻など日本と共通の問題があり驚いた。スピーチはまた挑戦したい」。大学4年、加藤結理さん(22)は「中学生の新鮮なアイデアに刺激を受けた。教材の音源でも仲間でもない人の話を同時通訳したのは初めてで、緊張したが良い勉強になった」と話した。 (片岡典子)

(2024年8月12日 中日新聞朝刊県内版より)

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