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お知らせ 2024.07.24

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ハマボウ群生地 きれいに清掃 松名瀬海岸で住民観察会 地元生徒らも一役

ハマボウの群生地でごみを拾う参加者たち=松阪市の松名瀬海岸で

ハマボウの群生地でごみを拾う参加者たち=松阪市の松名瀬海岸で

 松阪市西黒部地域で健康づくりや海岸のハマボウの手入れなどに取り組む住民団体「はまぼうクラブ」などは18日、地元の松名瀬海岸にあるハマボウ群生地近くで観察会を開き、清掃活動をしながら黄色の花を楽しんだ。

 毎年恒例の活動で、同クラブのほか、この海岸で干潟の生物などの調査をしている三重中学校と三重高校の科学技術部の生徒14人ら計45人が参加した。

 参加者は、干潟に生い茂ったヨシをかき分けながら、空き缶や発泡スチロールの破片、タイヤなどを拾って歩いた。約30分かけ、ごみ袋20個分ほどを集めた。

 三重高1年の生徒(16)は「干潟の調査では入らないような場所まで行けた。ビンのごみが多かった」と話した。

 ハマボウの群生地には珍しい貝やカニが生息しているという。清掃活動の後には、同部の生徒たちによる松名瀬海岸の環境についての解説もあった。(木村光希)

(2024年7月24日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)

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