お知らせ 2024.06.27
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斎宮跡で発掘や復元を体験 伊勢・皇学館中2、3年生
伊勢市の皇学館中学校の2、3年生29人が25日、校外学習で明和町の国史跡斎宮跡を訪れ、土器の発掘や復元の体験をした。
斎宮は古代から中世にかけて伊勢神宮に仕えた未婚の皇女「斎王」が暮らした場所。
今回の体験は斎宮について展示をする同町竹川の斎宮歴史博物館が学校に呼びかけて実現した。
生徒らは奈良時代の遺構があるとされる場所で発掘作業を体験。博物館職員から「重要な物があるかもしれないので丁寧に扱って」などと指導を受けながら、竹のへらで慎重に土を取り除いていった。弥生時代の土器や須恵器の破片を発見することができた。
続いて、生徒らは同町斎宮のいつきのみや地域交流センターで土器の復元に挑んだ。斎宮跡で多く出土する皿の複製を使用。破片を組み立てていったが、なかなか思い通りにできず、復元の難しさを感じていた。
3年の生徒(14)は「あまり斎宮のことは知らなかったが、発掘が楽しかった。今回の体験を機に、地域に遺跡があることを学ぶことができた」と語った。(木村光希)
(2024年6月27日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)
斎宮は古代から中世にかけて伊勢神宮に仕えた未婚の皇女「斎王」が暮らした場所。
今回の体験は斎宮について展示をする同町竹川の斎宮歴史博物館が学校に呼びかけて実現した。
生徒らは奈良時代の遺構があるとされる場所で発掘作業を体験。博物館職員から「重要な物があるかもしれないので丁寧に扱って」などと指導を受けながら、竹のへらで慎重に土を取り除いていった。弥生時代の土器や須恵器の破片を発見することができた。
続いて、生徒らは同町斎宮のいつきのみや地域交流センターで土器の復元に挑んだ。斎宮跡で多く出土する皿の複製を使用。破片を組み立てていったが、なかなか思い通りにできず、復元の難しさを感じていた。
3年の生徒(14)は「あまり斎宮のことは知らなかったが、発掘が楽しかった。今回の体験を機に、地域に遺跡があることを学ぶことができた」と語った。(木村光希)
(2024年6月27日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)