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大成中高 チェコ柔道連と提携 「日本の精神性学んでほしい」
一宮市千秋町の私立大成中学・高校が6日、チェコの柔道連盟と国際交流提携を結んだ。柔道の強豪校である同校では今年6月にもチェコ東部オロモウツ州の柔道クラブから留学生を受け入れており、今後さらに交流を深め、交換留学や進学を活発にしたい考えだ。
チェコから2度目となる留学生を4日から21日まで受け入れる。来日したのは16~17歳の生徒6人とコーチら3人。同校の教室に泊まり込んで柔道の練習に励むほか、日本人の生徒たちと一緒に体育や書道の授業を受けたり、掃除をしたりして日本文化を体験してもらう。
この日、行われた調印式で、オロモウツ柔道連盟の会長のイジー・シュテパーンさん(40)は「日本の柔道は団結力やチームで一つの目標に向かって努力する集中力が素晴らしい。その精神性を学んでほしい」と話した。チェコ女子柔道代表チームの監督も務めるシュテパーンさんによると、チェコでは2016年のリオ五輪の後に柔道人気が急激に高まっているという。
教頭で中学校男子柔道部監督の神谷兼正さん(54)は「留学生は良い練習相手。普段の練習で国際試合の気分が味わえると思う」と話した。(児島恵美)
(2023年12月7日 中日新聞朝刊尾張版より)
チェコから2度目となる留学生を4日から21日まで受け入れる。来日したのは16~17歳の生徒6人とコーチら3人。同校の教室に泊まり込んで柔道の練習に励むほか、日本人の生徒たちと一緒に体育や書道の授業を受けたり、掃除をしたりして日本文化を体験してもらう。
この日、行われた調印式で、オロモウツ柔道連盟の会長のイジー・シュテパーンさん(40)は「日本の柔道は団結力やチームで一つの目標に向かって努力する集中力が素晴らしい。その精神性を学んでほしい」と話した。チェコ女子柔道代表チームの監督も務めるシュテパーンさんによると、チェコでは2016年のリオ五輪の後に柔道人気が急激に高まっているという。
教頭で中学校男子柔道部監督の神谷兼正さん(54)は「留学生は良い練習相手。普段の練習で国際試合の気分が味わえると思う」と話した。(児島恵美)
(2023年12月7日 中日新聞朝刊尾張版より)