全国中学校バスケットボール大会を２連覇した四日市メリノール学院中（四日市市）の男子バスケ部は２７日、市役所で森智広市長に結果を報告した。

　同部は創部５年目。８月に香川県で開かれた全国大会では予選リーグを１位で通過し、決勝トーナメントも相手にダブルスコアをつけて勝ち進んだ。決勝は岡山県の倉敷市南中と対戦。全クオーターで地力を見せ９８－４８で勝利した。

　報告にはいずれも３年の３選手と、マネジャーの生徒が出席した。スタメンの選手は「ベンチメンバー全員をコートへ立たせることが目標だった」と振り返り、ベンチスタートだった選手は「決勝のコートに立つことができ、みんなに感謝している」と話した。

　森市長は「創部５年目で２連覇は素晴らしい」とたたえた。

　１１月４、５日にはジュニアウインターカップ（全国Ｕ１５選手権）の県予選も控える。スタメンの選手は「クラブチームにも負けないよう頑張る」と意気込んだ。（秋田耕平）

（2023年10月31日　中日新聞朝刊北勢版より）