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お知らせ 2023.08.05

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ディベート「集大成見せたい」 名古屋中・高生 全国へ意気込み

ディベート甲子園に出場する名古屋中・高の人文・社会科学研究部メンバー=東区の同校で

ディベート甲子園に出場する名古屋中・高の人文・社会科学研究部メンバー=東区の同校で

 千葉大(千葉市)で5~7日に開かれる全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)に、東区の名古屋中学校・同高校の人文・社会科学研究部が、中高の各部門にそれぞれ出場する。部員は「活動の集大成を見せたい」と話す。

 大会には全国から中学24校、高校32校が出場。事前に発表された論題について、4人からなるチームが賛成と反対のそれぞれの立場から論戦を展開し、予選リーグと決勝トーナメントで争う。名古屋中・高は7月の東海地区予選で優勝するなどし、2年連続のアベック全国進出を決めた。

 今年の論題は中学が「日本は鉄道の運賃を自由化すべきである」、高校が「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである」。賛否いずれの側に立つかは当日決まるため、大会に向けて両方の立場で主張を練り、根拠となる論文などを調べる作業に励んできた。

 中学チーム代表の3年の生徒(14)は「勢いだけでなく、第3者を納得させられるような論理を組み立てたい」。高校チーム代表の2年の生徒(16)は「建設的な議論に加えて、ゲームという側面から戦略的な動きも意識したい」と意気込む。(芝野享平)

(2023年8月5日 中日新聞朝刊市民版より)

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