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お知らせ 2022.03.29

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鈴鹿中等教育学校

進学促進や人材活用狙う 皇学館大と鈴鹿の2校が連携協定

協定書を手にする(左から)河野学長と渡辺校長。右端は鈴鹿高の松井慎治校長=鈴鹿市の鈴鹿高で

協定書を手にする(左から)河野学長と渡辺校長。右端は鈴鹿高の松井慎治校長=鈴鹿市の鈴鹿高で

 鈴鹿享栄学園が鈴鹿市内で運営する鈴鹿中等教育学校と鈴鹿高校は28日、皇学館大(伊勢市)と連携に関する協定を結んだ。両校は大学教員などの人材が活用でき、皇学館大も高校生らに進学先として魅力をアピールできる。

 鈴鹿中等教育学校は6年制の中高一貫校。交流があった皇学館大が高大連携の一環として鈴鹿高校を含めて協定を提案し、実現した。協定上の主な連携活動は、皇学館大が教員を出張講義として派遣したり、各種公開講座に生徒を聴講生として受け入れたりする。これらを通じて大学の魅力を生徒らに伝え、進学を促す。

 校長や学長ら3人が協定書に署名。鈴鹿中等教育学校の渡辺久孝校長は「連携で新しい価値を創造し、双方で発展していけたらいい」と期待し、皇学館大の河野訓学長は「地域に貢献できる人材の育成を押し進める大きな道筋ができた」と意義を述べた。

 皇学館大は同様の協定を2020年に高田高校(津市)とも締結している。(片山健生)

(2022年3月29日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)

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