１１月１１日の「介護の日」をＰＲしようと、中部学院大・短大部（関市）の学生が３、１０の両日に県内で、身の回りで介護に携わる人にバラの花を贈る啓発活動に取り組む。

　介護の日は、高齢化が進む中で社会の介護への関心を高めようと、国が２００８年に制定。「いい日、いい日」にかけた語呂に由来している。

　３日は各務原市学びの森（同市那加雲雀町）と同大各務原キャンパス（同市那加甥田町）で午前１１時からの２時間、１０日はＪＲ岐阜駅前で午前１０時から１時間半、それぞれ学生が「愛と感謝」を意味する赤いバラの花を通行人に配る。両日で計２００本を用意し、介護をしている家族や介護職の人などにプレゼントするのを促す。

　中日新聞岐阜支社を訪れ、啓発活動をＰＲした介護福祉士を目指す短大部２年、朝見大輝さん（１９）は「普段言葉にできない感謝の思いを、バラを渡しながら伝えてもらえれば」と話した。（小倉貞俊）

（2017年11月2日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）

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