本巣市の本巣松陽高校で１９日、外部講師を招いたビブリオバトル説明会があった。１年生２４０人が参加した。

　ビブリオバトルは、制限時間の５分で、お勧めの本を紹介し、聞き手が一番読みたいと思う本に投票してもらう書評型のコミュニケーションゲーム。同校は、発表する力の育成や、活字文化を守るきっかけにしようと説明会を開いた。

　説明会では、岐阜市立女子短期大専任講師でビブリオバトル普及委員会東海地区副代表の坂本牧葉さんが、ビブリオバトルの魅力や概要を紹介。その後、中部学院大３年でビブリオバトルサークル代表の大熊英敬さん（２１）ら３人がお勧めの本を紹介した。

　生徒たちは、挙手で読みたい本を選び、ビブリオバトルを体感した。文芸部の入江美月さん（１５）は「本が好きで、人と交流するのも好きなので、今後、さまざまな大会に参加してみたい」と話した。

　同校１年生は今後、校内でビブリオバトルを開き、１１月に予選、１２月に決勝戦を行う。（秋田佐和子）

（2017年10月20日　中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より）

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