スポーツ 2024.10.30
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三重中ダンス部 全国で6年ぶり金賞 新チーム 基礎見直し体力づくり
■「元気さとパワフルさ武器」
松阪市久保町の三重中学校のダンス部「シリアス・フレーバー・ジュニア」は、東京で開かれた「全日本小中学生ダンスコンクール全国決勝大会」の中学生・学校参加の部で6年ぶりの金賞に輝いた。キャプテンの3年生(14)は「金賞にこだわって練習に取り組んできたのでとてもうれしい」と喜んだ。(松山聖悟)
大会は5日にあり、東日本、東海、西日本、九州の各ブロック大会を勝ち進んだ計50チームが出場。2分から2分半の制限時間内の演技で、技能力や表現力、チーム力などを競った。
三重中は1~3年生の38人のチームが、ブロック大会と同じ演目を披露した。振り付けで最も困難だったのは、カラフルなハンカチを空中に投げて取る「ハンキートリック」。序盤の見せ場だが、大人数で一斉に行うためにひとつのミスが大きく目立ってしまう。演目の最後には連続して足を高く上げる場面があり、体力も求められた。
新型コロナ禍による中止を挟み、最近の2年間は全国大会に進むものの銀賞にとどまった。新チームとなった4月以降、「今年こそ」との思いで、基本動作一つ一つの基礎から見直し、何度も練習を重ねた。最後まで元気いっぱいの踊りで魅せられるよう、走り込みをして体力づくりにも取り組んだ。8月に名古屋市であったブロック大会を突破した後も、さらに磨きをかけた。
振り付けは、三重高校ダンス部も指導する顧問の神田橋純教諭(36)が考えた。「元気さとパワフルさが武器。今年は高校生でも難しい振りを初めて取り入れたが、期待に応えてくれた」と生徒をたたえた。キャプテンは「全員が元気でダンスを楽しむチーム。みんなの動きがそろっているけど、それぞれの個性も光るというこだわりが審査員に伝わって良かった」と話した。
(2024年10月30日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)
松阪市久保町の三重中学校のダンス部「シリアス・フレーバー・ジュニア」は、東京で開かれた「全日本小中学生ダンスコンクール全国決勝大会」の中学生・学校参加の部で6年ぶりの金賞に輝いた。キャプテンの3年生(14)は「金賞にこだわって練習に取り組んできたのでとてもうれしい」と喜んだ。(松山聖悟)
大会は5日にあり、東日本、東海、西日本、九州の各ブロック大会を勝ち進んだ計50チームが出場。2分から2分半の制限時間内の演技で、技能力や表現力、チーム力などを競った。
三重中は1~3年生の38人のチームが、ブロック大会と同じ演目を披露した。振り付けで最も困難だったのは、カラフルなハンカチを空中に投げて取る「ハンキートリック」。序盤の見せ場だが、大人数で一斉に行うためにひとつのミスが大きく目立ってしまう。演目の最後には連続して足を高く上げる場面があり、体力も求められた。
新型コロナ禍による中止を挟み、最近の2年間は全国大会に進むものの銀賞にとどまった。新チームとなった4月以降、「今年こそ」との思いで、基本動作一つ一つの基礎から見直し、何度も練習を重ねた。最後まで元気いっぱいの踊りで魅せられるよう、走り込みをして体力づくりにも取り組んだ。8月に名古屋市であったブロック大会を突破した後も、さらに磨きをかけた。
振り付けは、三重高校ダンス部も指導する顧問の神田橋純教諭(36)が考えた。「元気さとパワフルさが武器。今年は高校生でも難しい振りを初めて取り入れたが、期待に応えてくれた」と生徒をたたえた。キャプテンは「全員が元気でダンスを楽しむチーム。みんなの動きがそろっているけど、それぞれの個性も光るというこだわりが審査員に伝わって良かった」と話した。
(2024年10月30日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)