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切り絵 影で演出 春日井 名芸大の神田さん個展

空間と照明を生かし、展示にこだわった金魚の切り絵作品と神田さん=春日井市のギャラリーカフェわッつで
空間と照明を生かし、展示にこだわった金魚の切り絵作品と神田さん=春日井市のギャラリーカフェわッつで

 名古屋芸術大3年生で切り絵を趣味としている神田真由さん(21)=春日井市西高山町=が、同市下原町のギャラリーカフェわッつで個展「和モダン切り絵展」を開いている。15日まで。

 小学6年生の時に展覧会で見た切り絵がきっかけで制作を始めた。光の透かしで見える絵が変化する様子に感動したという。

 神田さんのこだわりは作品の展示方法。切り絵を平面に貼り付けるのではなく、箱状の額縁に入れて浮かして見せ、背後に映る影を演出に生かす。金魚の切り絵を宙につるした作品は、シート状の鏡で下から照らし光の反射で壁に水面(みなも)を表現した。空調の風でゆらゆらと揺れる金魚はまるで空中を泳いでいるような幻想的な雰囲気を醸し出している。

 神田さんは「金魚や花など身近なモチーフだけど、見た人が驚くような意味や工夫を作品や展示方法に込めました」と見どころを話した。(高岡涼子)

(2018年9月11日 中日新聞朝刊近郊版より)

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[2018.09.11]

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