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中小企業の魅力発掘 全国発信へ 学生らが30社取材

 社員(手前)を取材する、(右から)清水凌さん、福井柚さん、中村謙太さん、松田太志さん=福井市の永和システムマネジメントで
社員(手前)を取材する、(右から)清水凌さん、福井柚さん、中村謙太さん、松田太志さん=福井市の永和システムマネジメントで

 学生の視点で県内中小企業の魅力を掘り起こし、就活前の全国の学生らに発信する取り組みが20日、本格スタートした。22日までの3日間で、県内出身の学生ら20人が、5チームに分かれて計30社を訪問。

 経営陣らを直撃取材して動画を編集し、記事にまとめる。年内にもリーフレットにして、全国の大学などに配布する予定。

 この活動は、中小企業の人材確保を支援する県の新規事業の一環。就活中の学生たちに見過ごされがちな中小企業の魅力を、同世代の仲間にアピールしてもらう狙いだ。

 福井市問屋町3丁目のソフトウエア開発などの永和システムマネジメントには、金城学院大3年の福井柚さん(20)、南山大2年の中村謙太さん(20)、名城大2年の松田太志さん(20)=いずれも福井市出身、名古屋商科大1年の清水凌さん(18)=鯖江市出身=の学生記者4人が訪問。社員に事業概要などを聞き、西村輝雄社長にインタビューした。

 「御社と同業他社との違いは何ですか」「どんな未来像を描きますか」と、事前に考えてきた質問をぶつけ、西村社長は「大企業よりも、自分のやりたい仕事ができる」「社員がより生き生きと仕事ができ、お客さまにも喜んでいただけることが目標」などと答えていた。

 時折、質問を挟みながら熱心に話を聞いていた福井さんは「Uターン就職も視野に、企業研究を始めるところ。社長さんと直接話すのは緊張したが、貫禄が肌で感じられた」と興奮気味。西村社長は「中小よりも大企業という学生は多く、われわれの良さをしっかり伝えてほしい」と話していた。県のホームページでも発信していく。(北原愛)

(2013年8月21日 中日新聞朝刊福井総合版より)

[2013.08.21]

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