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グラUターン目指す 東海学園大サッカー部 梶川、安藤

Jクラブ入りを目指す東海学園大のGK梶川裕嗣(左)とDF安藤駿冶=愛知県みよし市の東海学園大で(麻生和男撮影)
Jクラブ入りを目指す東海学園大のGK梶川裕嗣(左)とDF安藤駿冶=愛知県みよし市の東海学園大で(麻生和男撮影)

■2人とも下部組織出身 学生リーグで好プレー連発しアピール

 名古屋グランパスの下部組織で育った2人の大学生がJリーグ入りを目指している。東海学園大(愛知)のGK梶川裕嗣(21)とDF安藤駿冶(21)だ。梶川は中学まで、安藤は高校までグランパスでプレー。2人はグランパスへのUターンを大目標に、東海学生サッカーリーグで好プレーを見せている。

 東海学生リーグ戦で首位(第4節終了時点)を走る東海学園大を、グランパス育ちの2人が引っ張っている。184センチの長身を生かした安定感が持ち味のGK梶川と、正確な左足のキックが武器の安藤。ともに4年生で、卒業後の目標はJリーグ入り。それもグランパスが第一志望だ。

 「グランパスに戻るのが一番。結果を出さないと先はないので、結果にこだわりたい」と梶川。安藤も「いいプレーをして、プロの道に進みたい。難しいかもしれないけど、グランパスに帰りたい」と意気込んでいる。

 梶川はグランパスU−15(15歳以下)から東海学園高に進学。自身は控えだったが、チームは2年時に全国高校選手権に出場し、3年夏の全国高校総体にはレギュラーとして出場した。東海学園大入学後、1年時は出番を求めて東海社会人リーグのFC刈谷でプレー。昨年はGKにけが人が出たグランパスに呼ばれ、元日本代表の楢崎らと練習する機会に恵まれた。

 「楢崎さんは安定感が違う。DFを使って、シュートコースを限定させる点もうまい」と梶川。4月にはJ2富山の練習にも参加。プロのレベルを肌で感じている。

 小学校から高校までグランパス一筋だった安藤は、大学では1年からレギュラー。「一発で局面を変えるパスが得意」と胸を張る。グランパスの新人DF本多勇喜(22)はU−18時代の1年先輩。本多はU−18から阪南大に進み、大学を経由してグランパスに戻った初のケースとなった。安藤は「本多さんが理想」と意識している。

 東海学園大の安原成泰監督(44)=元グランパスMF=は「2人とも能力は高い。大学で良いプレーを続けて、アピールしてほしい」と話す。全国大会に出場できれば、Jクラブのスカウト陣の目に留まるチャンスも増える。チームが好調だけに、モチベーションは高い。 (麻生和男)

■杉野もJ入り意欲

 東海学園大でもう1人、J入りを狙うのがDF杉野。読みを生かしたクレバーな守備を得意とし、東海学園高時代はU−17(17歳以下)日本代表候補に選ばれた経験を持つ。「1試合1試合が大事。いつ、どこで見られているか分からない。全力でプレーすることを意識している」。4月には梶川とともに富山の練習に参加。「上でやりたい思いは強い」と、2人に負けじとプロを目指している。

(2013年5月16日 中日スポーツ11面より)

[2013.05.16]

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