先輩の声

2020.12.11
“会社が 新しい分野に進出。 私にとっても 大きなチャレンジです。”
坂 咲恵 さん
人とシステムの接点に 技術を創造する。
「あなたの家の近くに、小林クリエイトという会社があるよ。説明会、行ってみたら」とキャリアセンターの職員から勧められたのは、4年生になったばかりの春のことだった。「この会社、まだ大学からの実績がないから、どんな会社なのか、ちょっと探ってきて」とも。そんなわけで、坂さんはキャリアセンターのエージェントとして(?)小林クリエイトの会社説明会に向かった。
小林クリエイトは、印刷を軸として、ビジネスフォーム・記録紙の製造販売、BPOなどを手がける、創業80年以上の老舗企業だ。
坂さんの大学での研究テーマは、機械学習。対象物の動作を機械で認識するというものだ。どうも、マッチする感じがしない。だが、実は…。
「小林クリエイトは、印刷の技術もすごいんですが、それをベースにさまざまなシステム開発にチャレンジしているんです。例えば、光学文字認識(OCR)では、コンピュータにさまざまな書体の文字を認識させるために、機械学習の手法を取り入れています。また、機械に学習させて、認識の精度を上げています。これ、私の研究そのものなんです」
なるほど、ずばりマッチしているというわけだ。
新しい技術とサービス、その熱を、組織と共有する。

入社してすぐに坂さんが配属されたWeb&サービス部も、そんな同社の新規事業の一つだ。企画部門から受け取った要件をもとに、Webシステムの技術調査から開発・運用までを実施する。スタートしたばかりの部門だから、新人の坂さんにも活躍できる場面はきっとある。「アイデアがあったらいってね、一緒にチャレンジしよう、と先輩にいわれています。新しい事業につながる提案ができるようになることが、今の私の目標です」
坂さんは、この会社に大事に育てられている。だから入社後、キャリアセンターにはこう報告した。
「技術もいいけど、人間がいい。絶対、後輩に勧められる会社です」