キャンパス情報 2018.03.19
答志島での滞在型漁業体験研修
伊勢湾の環境問題と地域社会の関係を学ぶ機会になった。
答志島は鳥羽市にある離島の一つで、桃取町は答志島の西側に位置する漁業の町です。この地域にある奈佐の浜は伊勢湾のゴミが集中的に集まる場所として有名で、海岸清掃活動に教員や学生が参加する中で環境情報学部と繋がりが出来ました。伊勢湾のゴミが集中するということは、陸から海に入った栄養もこの付近に集まるため、答志島付近は伊勢湾の有数の豊かな漁場として知られています。この度、鳥羽磯部漁協桃取支所の小浦嘉門理事のお世話なり、環境情報学部の男子学生3名(浅井君、岡田君、平野君)が滞在型漁業体験研修に参加しました。この取組みは桃取町が進める「桃取元気プロジェクト」の一環で、プロジェクトは6年前から実施され、アマモ場再生、婚活、漁業研修などが行われています。環境情報学部としても、これから社会に出る若者が地域問題を肌で感じることや、ほとんど知る機会のない漁業の実情を知ることは、大変役に立つと考えて、是非にとお願いしました。特に3名は自然環境専攻の学生なので、伊勢湾の環境問題と地域社会の関係を学ぶ機会にもなると考えました。
ワカメの加工(葉と茎を分離する作業)、乾燥ワカメの作成とカキ剥きの手伝いなど仕事は新鮮で、楽しい体験となりました。
桃取元気プロジェクト
http://eis-yokkaichi-u.jp/archives/5357/映像は、
https://www.youtube.com/watch?v=xG0NhXkPfi0